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前歯の審美回復の治療例についてご説明させていただきます。今回の患者さんの主訴(患者の訴えの中で最も主要な病症)は「上顎の前歯(側切歯*1)の大きさおよび形体が気になるので治して欲しい」と言うものでした。そこで歯の形体および向き(歯並び)を違和感なく改善するために今回はクラウン*2を被せる治療を行いました。まずは治療前の写真(写真1および2)をご覧下さい。正面から見た(写真1)印象では、患者さんの側切歯の形体が通常のものと比べて小さく(先端に向かって細くなっている)、このことが原因で手前に倒れこみ、犬歯との間にスペースができてしまっている状態が確認できます。横から見てみますと(写真2)、上記以外に向かって右側の側切歯が前方(唇側)に飛び出ていることがわかります。以上のことを踏まえて治療後の写真(写真3)をご覧下さい。左右の側切歯は、クラウンを被せることにより問題が解決されております。形体もさることながら歯並びも回復され、色調面から見ましても周りの歯と比べて違和感なく仕上がっております。また、強度的にも問題なく、普通に前歯でかむこともできます。
基本的にこのような問題ではクラウンを被せることにより劇的に解決されます。しかし、クラウンを被せるために歯を多少削らなければならないことに注意して下さい。
| *1 |
正中線(生物体の前面・背面の中央を、頭頂から縦にまっすぐ通る線)から見て手前から2番目に生えている前歯のことです。犬歯から見ると1つ手前の前歯になります。 |
| *2 |
歯に被せる冠のことです。 |
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